最近、テレビや雑誌・インターネットで医療保険やガン保険の広告をよく目にします。保険会社もたくさんあって、国内生保・外資系・損保系、どれがどれだか分かんない・・・情報が多すぎて何を選んだらいいのか分からない・・・と言った相談者の声をもしばしば聞きます。年々、高額化する医療費に備える為の医療保険やガン保険も基本的な考え方を理解しておかなければ、いざという時に困る事になるかもしれませんね。
こちらもポイントを3つだけご紹介します!
1. 入院給付金日額を決定する
まず医療保険を検討する時に考えないといけない事は入院給付金日額です。公的な制度(高額療養費制度や医療費控除)と人によっては会社の福利厚生的な制度などを考慮して決める必要があります。
2. 支払限度日数
医療保険には、一入院に対して何日間保障を得ることが出来るかという支払限度日数の制限があります。30日型 45日型 60日型 120日型 180日型 365日型 730日型といったようなものがあります。仮に60日型の医療保険に加入し、90日の入院をしたとすれば、60日間は入院給付金を受取ることができますが、残りの30日間は給付を受けることができません。短期入院傾向が強くなってはいますが、長期の入院も含めて考える必要もあるかと思います。最近では、普通の病気やケガに関しては60日型で七大成人病時には120日型になるといったものも出てきています。ご自身の考えにあったものを選択しましょう。
3. 手術給付金
医療保険とは、一般的に入院した場合の入院給付金と所定の手術を行った際の手術給付金が支払われる保障をいいます。この手術給付金も多様化してきており、昔ながらの入院日額の10倍(10万円) 20倍(20万円) 40倍(40万円)ではなく、一律10倍・20倍(倍率固定型)のものもあったり、約款所定の88種類の他に少額なもの(良性のポリープ摘出・ものもらいの手術・扁桃腺の手術など)を給付してくれるものや入院手術と入院外手術で給付額が変わるもの、健康保険制度連動型のものなどホント多様化しております。
ですから、単純に保険料だけで判断してしまうと、いざと言う時「あれ?」ってなことになる可能性もありますのでご注意ください。信頼のおけるプロに相談するのが一番です!あなたの心配する・不安に思っている・優先しなくちゃいけないことは何ですか?それに合ったモノを選びましょう!